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世界選手権 2018 レポートVol.7 (佐藤摩以子選手)

掲載:2018年9月15日

レポート:
佐藤摩以子選手

今回はダブルス代表で参戦させて頂きました、佐藤摩以子です。

色々とサポートして下さったJPRF 様、ユニフォームを協賛して下さった宇サブロー(OPITANO)様、いつもラケットなどをサポートして頂いてますPKウエスト様、たくさん練習にお付き合い頂きました皆様、そして、日本から応援・スポンサーして頂きました皆様、有難うございました。また、今回同じ舞台で戦えたチームメイトにも感謝です♡

7回目となる世界選手権はコスタリカ!首都のサンホセは標高11170mの位置にありました。少し空気がうすく、息はあがるし、ボールは弾む……高齢ニッポン(笑)にはなかなかハードな環境でした。2006 年の世界大会から比べると、ルールの改定があり試合形式がオリンピックフォーマットに変更になり、審判は全てIRF スタッフが行い、試合のライブ配信もある!と、オリンピック種目を意識した改革が進んでいると感じました。

シングルス・ダブルスで今回の日本女子の成績は総合9位でした。

USA・KOREA・ARG と対戦しましたが、勝利することはできませんでした。

しかし、全く歯が立たないことも無く、相手を追い詰める場面もありました。まだまだ可能性はあるな!と手ごたえを感じることはできました。

とにかく1点を取るのが簡単ではなく、1点の重さを感じます。

必死にくらいついてやっと1点!!同じチームメイトのとる1点が驚くほどうれしく感じるのは世界大会ならではの感動です。

自分たちよりも、球は早いしパワーもある。その相手とどう戦うか?常に勉強ですね……。

次の課題は自信のレベルアップも勿論ですが、次世代へ色々と伝えていく事だと強く感じました。

他の国の状況を見ても、世代交代してきてますね。10 代~20 代前半の選手がどんどん出てきていました。ベテランプレーヤーも勿論頑張っていかなければならないですが。やはり若い選手にどんどん挑戦して頑張ってもらえたらいいな…と。そういうところでも日本のラケットボールの力になれたらと思います。

個人成績

脇本直美・佐藤摩以子 ベスト16
本選 vs Maria Jose Vargas / Natalia Mendez (ARG) 6-15,6-15
予選 vs Rhonda Rajsich / Sheryl Lotts (USA) 10-15,4-15
vs An Mi Ok / Seok Jim Young (KOR) 13-15,8-15