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2024年世界選手権 レポート[小木戸 沙紀]

掲載:2024年10月2日

まず初めに、時差がある中たくさんサポートしてくださいました連盟の皆様、今大会に向けて練習、応援、ご支援くださいました皆様、期間中、力になってくださいましたチームジャパンの皆様に、心から感謝申し上げます。

 

今回が初めての世界選手権ということもあり、緊張と不安に思う気持ちの両方がありましたが、チームの雰囲気を盛り上げ、お手本となってくれる先輩方のおかげで、現地ではよく食べ、よく寝て、身体のケアをして、試合に向けての自己管理を徹底することが出来ました。

 

MIXダブルスと女子ダブルスのダブルエントリーで出場させていただき、とくに印象に残っている試合は、両方で対戦したメキシコ戦です。

確実に沈めるショット力、相手のポジションや動きを見て絶妙な緩急をつけたショットなど、技術、フィジカル全てにおいて圧倒されました。

 

その他の試合では、あと少しで勝ちにつなげられたというセットを、自身のレシーブと判断ミスもあり、勝ち切ることが出来ずとても悔しかったです。

得意なサーブ、課題を練習して改善してきたこと、改めて大きな舞台で発揮することの難しさに直面したと同時に、自身の不甲斐なさから、1点の重みを知りました。

しかし、とても心強いペアがいるということが思い切るプレーにつながった部分もたくさんあります。ペアを組んでくださった中野選手、葉梨選手、本当にありがとうございました。

 

チームジャパンの皆さんと生活を共にし、日本代表として世界と戦う先輩方の身体と心の準備を、宿泊先で、試合会場で、試合で、直に触れることができ、世界を知らなかった私にとっては、経験したこと全てがとても貴重なものとなりました。

 

この場所に立って学び得たことに恥じないよう、今後もいろんなことに挑戦し、強くなれるよう精一杯精進していきます。

 

 

日本代表選手 小木戸沙紀