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脇本直美選手 — 2022世界選手権レポート

掲載:2022年9月25日

この度、第21回世界選手権大会に挑戦させて頂けた事、私の人生の中で大変大きな事でした。応援してくださった方、練習に付き合ってくださった方、終始サポートしてくださったJPRFスタッフの皆様、用具スポンサーのPKウエスト川端様、個人トレーニングのイートレ伯井様、身体調整の手助けして下さった山本美和子様、本当にありがとうございました。最後までメキシコ🇲🇽の地でコートに立って胸張って挑めたのも皆様のおかげだと感謝しています。
世界中コロナ禍の中、大会運営してくださり無事に閉幕できた事は当たり前ではなく、大会関係者及びIRFスタッフの皆様にも感謝しております。

今大会についてですが、大会会場の施設が充実している事に驚きました。
サンルイスポトシで考えたら高級スポーツクラブの位置付けだと考えられます。
朝食と昼食がビュッフェスタイルでホテルではなく徒歩5分の会場内のレストランですませる事ができるのも初めてでした。試合時間によって毎回利用できる訳では無かったですがー。とても便利でした。

さて、試合についてですが、各国常連代表選手に含めて新しい選手も起用して全体的に各国のレベルを上げてきていました。いつもながら各国コーチ陣営も充実していますし、選手自身が4年前よりも劇的にレベルアップしていました。特に感じたのはプレーがとても丁寧で正解且つ攻撃的で、いつも感じていた外国人特有の荒っぽさが無くなっている!でした。ダブルスに関してもしっかり各国戦略があり、選手がそれを確実に表現している!でした。ラケットボールの魅力も表現できている!簡単に言えば、Asombroso(素晴らしい)‼️

私も同じ選手なんですが、今回ばかりは【あっぱれ】と言わざるを得なかったです。

世界の壁はかなり高くなっているのは確かですが、壁を越えるのも一つ、壁にぶち当たるのも一つ、日本の選手もどんどん挑戦するべきだと思います。挑戦はきっと良い刺激と良い人生経験になるので、沢山の方にこの経験をして頂きたいとつくづく思いました。

次回は貴方の番になるはず、新たなラケットボールの扉を開きましょう!

私にとっても今回も最高の挑戦でした。そして、同じく胸を張って闘った日本代表7名には感謝と尊敬しかないです。
年齢とか先輩後輩とか関係なく、たくさん支えてくださりありがとうございました。

日本代表選手 脇本直美