日本代表選手プロフィールThe Japan Team

男子選手Male Players

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清水 弘史(東京都出身)
SHIMIZU, Hiroshi

日本国内はもとよりアジア全土をして歴代最強プレーヤーの称号を持つオールラウンダーである。華麗なフォームから繰り出される鋭敏なショット力は芸術の域に達し観る者の魂を揺さぶる。現在はアマでの活動から遠ざかるもプロシングルスに標準を合わせて日々の鍛錬に励み高いプロフェッショナリズムを維持している。国内外を含め誰もが認めるカリスマであり不動の実力者である。今大回では日本チームのキャプテンを務める。10度目の世界選手権出場(Wrote by H.B&M.S)
 

【戦績/世界選手権】
2002年メキシコ大会/シングルベスト8
2004年韓国大会/シングルスベスト8
2008年アイルランド大会/ダブルス銅メダル(P河野通宗)
【プロ最高位】
IRT世界ランク12位

Michimune(Racquet)
河野 通宗(大阪府出身)
KONO, Michimune
名実ともに国内最強プレーヤーとしての実績を持つ。多忙な環境からなる極度の練習不足を持ち前の精神力で乗り切り現在もトップに君臨する。プレーマナー、スポーツマンシップもさることながら競技の枠を超えた一人の人間として世界から愛され評価される稀有な存在である。2007〜2008年にかけて米国留学を果たしプロツアーにも参戦した。6度目の世界選手権出場(Wrote by H.B&M.S)
 

【戦績/世界選手権】
2008年アイルランド大会/ダブルス銅メダル(P清水弘史)
2010年韓国大会/シングルスベスト8
【プロ最高位】
IRT世界ランク25位

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宇佐美 裕健(千葉県出身)
USAMI, Hirotake

長期ブランクを経て14年ぶり2度目の世界選手権大会に臨む。社会人として多忙を極める中で数少ない練習時間を効率良く使い地道な努力を重ねて国内トップレベルまで実力を戻してきた。クレバーなプレースタイルと安定した試合運びを武器にスキルで勝る海外勢をどこまで攻略できるかが楽しみだ。また高い分析力は日本チーム全体の頭脳としても期待できる。(Wrote by H.B&M.S)
 

【戦績/世界選手権】
2002年メキシコ大会/シングルスベスト16

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中野 優樹(福岡県出身)
NAKANO, Yuki
使用ラケット:PRO KENNEX
類い稀な素質を持ち国内のトッププレーヤーとして名を連ねるも単調な攻めとメンタルの弱さが課題となり本領を発揮したとは言えない状態が続いた。しかし世界選手権代表を懸けたトライアルでは見事に代表権を獲得し直ぐ様監督直々によるメンタルの補正を敢行し最善を尽くして調整を行った。もともと兼ね備えた実力を存分に発揮できれば十分世界に通用する逸材である。今大会での覚醒が期待できる。(Wrote by H.B&M.S)
 

【世界選手権/初出場】
2006年プロナショナルシカゴ大会Aクラス優勝

女子選手Female Players

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佐藤 摩以子(東京都出身)
SATO, Maiko

現在日本国内では唯一となる現役のツアープロである。一時は肩腱板損傷を機に選手生命の危機に遭遇するも長年に渡る地道なリハビリを重ねて徐々に実力を開花させ国内はもとよりプロとして米国ツアーへの参戦を繰り返した。今大会ではツアープロとしての経験と6度目の世界選手権出場の実績を生かして一つでも多くの勝利をもたらしたい。日本女子を代表するエースであり副キャプテンとしての大役も務める。(Wrote by H.B&M.S)
 

【戦績/世界選手権】
2008年ドミニカ大会/シングルスベスト8
2010年韓国大会/シングルスベスト8
2016年カナダ大会/ダブルス7位(P脇本直美)
【プロ最高位】
LPRT世界プロランク20位

Kajino
梶野晴美(大阪府出身)
KAJINO, Harumi

アジア全土でも女王の座に輝いたことのある国内不動の実力者である。独特の試合運びからなる粘り強いプレースタイルは対戦相手にペースを与えずいつしか自身の土俵に持ち込んでしまう。これまでも数々の国際大会で世界に名だたる大物を苦しめてきた。今大会はシングル・ダブルスのダブルヘッターでのチャレンジになるが持ち前の粘り強さで大物食いを果たし一つでも多くの勝利をもぎ取って欲しい。3度目の世界選手権出場(Wrote by H.B&M.S)
 

【戦績/世界選手権】
2008年アイルランド大会/シングルス9位

Sakamoto
坂本 登志子(大阪府出身)
SAKAMOTO, Toshiko

世界選手権大会11回最多出場という快挙を達成し世界的記録を持つ国内屈指の実力者である。経験から裏付けされるそつのない試合運びで次世代選手を寄せ付けず圧倒する。その円熟されたプレースタイルはレジェンドの称号に相応しいが余りの強さに今が全盛期を謳歌してるとさえ思わせてしまう。世界を知り尽くした和製ベテランが勢いに乗る海外勢をどのように攻略するかが楽しみだ。(Wrote by H.B&M.S)
 

【戦績/世界選手権】
2008年アイルランド大会/シングル7位
2006年ドミニカ大会/ダブルス銅メダル(P脇本直美)
2010年韓国大会/ダブルス銅メダル(P脇本直美)

チームスタッフTeam staffs

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監督
箱石(ボビー)やすし(千葉県出身)
HAKOISHI, Yasushi Bobby
2014年のカナダ大会に続き2度目の監督就任となる。国内の競技者が箱石代表の活動を知ることはほとんどなく、実際にはラケットボールを社会に貢献できるスポーツとして普及させる為に15年もの間、奇跡的活動を実践した世界的な貢献者と言える人物の一人です。その功績は余りにも大きく一言で語れるものではありません。世界の中枢を担うIRF国際ラケットボール連盟、アジア連盟、プロ組織を始めとする海外の主要団体が箱石代表を獲得するために幾度も日本を訪れました。常に裏方として活動しながら国内の衰退原因を分析し、ただ大会をするだけの行き詰まる行動よりも未来に永続できる基盤作りを徹底して行いました。その賢明な活動はいち早く世界で認められ2010年には国際会議の場で各国の代表者より賞賛を浴びました。また箱石代表の支援活動はラケットボールのみに留まらず複数の球技、武道、芸術、ボランティアの各種団体、一般の企業にまで及び、その強い正義感と思いやりある行動力は多くの人々から絶大なる支持を得てきました。箱石代表がラケットボールに関わることは大変重要な意味があり、今後スタートする国内の改革と2020年世界選手権大会日本開催を実現できる可能性があると期待が持たれています。日本のラケットボールを長年サポートし根底から改革に導いている重要な指導者の一人である。
(wrote by H.K/I.N/M.S)
 

JPRF一般社団法人日本ラケットボール連盟代表理事
ARFアジアラケットボール連盟事務局長
国際ラケットボール競技団体IRTJapan創始者
国際女子ラケットボール競技会LPRTJapan創始者
国内、海外の組織より8度の感謝状、特別賞を受賞
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副監督
飯田 のり子(岩手県出身)
IIDA, Noriko
JPRF箱石代表理事と同様に長年に渡り国内だけではなく世界的にラケットボール競技に貢献してきた人物の一人。15年もの間、日本の通訳・翻訳者と して大切な業務を担い海外主要組織からは最も知られた日本人として信頼を得てきた。USオープンを始めプロツアー、世界選手権、アジア選手権、世界ジュ ニア、国際会議そして世界のトッププロが企画する合宿にまで率先して参加し重要な情報収集を行ってきた。その目的は国内の払拭を立て直すものではなく新たに創り出すノウハウを学ぶためであり、その活動がこれから始まる日本での改革に大いに役立つものとして期待されている。また長期に渡り選手個人のみならず組織を活動面と資金面からサポートしたきた。その多大なる功績はラケットボール史に残る名誉な活動であり現在も行われている。これからも日本の重要な顔役 として素晴らしい活躍が期待される。(wrote by H.K/M.S)
 

JPRF一般社団法人日本ラケットボール連盟副会長
ARFアジアラケットボール連盟理事
国際女子ラケットボール競技会LPRTJapan会長
世界ジュニア日本代表監督