2014 IRFラケットボール世界選手権 大会後記その4-①

Carson, Rocky / Rojas, Jose のアメリカ、Beltran, Alvaro / Gutierrez,Polo のメキシコの4人で準決勝・決勝が争われると思っていた。そこに割って入ってきたのが河野選手と一緒に写っているこの少年、今大会のファイナリスト、ボリビアのMoscoso, Conrado選手19歳である。

この少年、速い(動き)・上手い(小技)・力強いのまさに3拍子揃ったオールラウンドプレーヤーである。日本のNo.1プレーヤー河野選手とベスト8をかけて対戦した。ここまで調子の上がらない河野選手を15-9 / 15-11とストレートでくだし駒をすすめた。

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そして番狂わせが起きたのである。Gutierrez,Polo選手(メキシコ)との一戦だ。

Conrado選手に打たせてカウンターのピンチやスプラットで点数を取りたいPolo選手に対し、そのカウンターをもダイビングキャッチやシーリング等で打ち返し反撃のチャンスを待つConrado選手。

粘るConrado選手に対し決め球の殆どが返され、焦りと苛立ちを隠せないPolo選手。1stゲームから激闘を繰り広げ15-14でConrado選手が1セット先取。

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2ndゲーム、ここまで冷静に戦ってきたConrado選手にアクシデントが、ガットが切れてしまって予備がない様子だ。急遽借りたラケットでプレーするも、思わぬアクシデントで焦りと、苛立が見え隠れする。焦る相手をさらに追い込むPolo選手のカウンターが面白い様に決まる。2-15でPolo選手が取り返し、運命のタイブレークへ。

タイブレークは序盤の様な駆け引き等無い。漢と漢の戦いだ。お互い自分のプレーを出し尽くす内容で、カウンターで点を重ねるPolo選手に対し、予備のラケットも届き、本来の精度を取り戻し、打って・走って・ダイビングして、出せる物を全て出したであろうConrado選手。

タイブレーク10-10、ここからサイドアウトが続くも、Polo選手のたった1球のミスショットで一気に流れが変わってしまった・・・そして勝利の女神はConrado選手に微笑んだ。

気付けばコートサイドは満員電車の様になっていた。写真も上のスコアボードの1枚しかない(汗) 自分の仕事も忘れる位、最高の試合であった。

次回その4-②では男子ゴールドドロー準決勝をご紹介いたします。

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