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世界選手権 2018 レポートVol.6 (梶野晴美選手)

掲載:2018年9月15日

レポート:
梶野晴美選手

はじめに、今回、世界選手権前に、選手主催のイベントを関西のセントラルスポーツ住之江で、プレイヤーズ・フェスタinWest Japanを開催いたしました。沢山の方に参加していただき、募金をして頂き本当にありがとうございました。これをまた次に繋げていければと思います。そして、 JPRFの皆様、オピタノ様、MUSASHI様、ご支援サポート頂きました皆様、本当にありがとうございました。そして、今回は、LINEという手段で沢山の人と繋がっていました。応援を身近に感じることができました。ありがとうございました。

食事

今回の世界選手権は、中米のコスタリカで開催されました。ホテルの周りに、サブウェイ、スタバ、レストラン、スーパーがあり大変助かりました。

毎日の食事は、朝はホテルの朝食バイキングで、オムレツ・果物・パン・おかずも色々な(変わった物も少し)物があり、楽しくいただくことができました。

昼食は、持って行った炊飯器にて、ご飯を炊き、おにぎりを作り会場へもっていきました。いったんホテルに戻れるときは、部屋にて食事を(おにぎりと、みそ汁)したりもしました。

夜は、インスタントですが、日本から持って行った、パスタ・カレー・焼きそば・ラーメン、スパーで購入した冷凍の野菜をボイルしてシーチキンにマヨネーズ(最高!)毎日3食日本では考えられないほど、規則正しい食事でした(笑)。そして、今回楽しみにしていた、お稲荷さんは、試合開始2日目にチームJAPAN全員で一緒に食事しました。凄く楽しい時間でした。今回は、2回もお稲荷さんを作り、日本の味が恋しくなった時に、お稲荷さんは、最高でした。

高地

コスタリカに到着したときは余り感じませんでしたが、練習するごとに酸素の薄さを感じました。ワンラリー、ツーラリーで息が上がり苦しくなりました。日本では黒のボールはゆっくり出てきましたが、コスタリカでは、かなりスピードで出てきて、かなり速く感じました。

試合

試合は、リーグ戦で順位を決めて、トーナメントに入っていく試合方法で行われ、予選・メキシコのパオラと韓国のジニョンの枠に入り、パオラとは、15-5、15-3でストレート負け、ジニョンとは8-7で勝っていましたが、試合中のアクシデントにより、ドクターストップ、予選は3位通過になりました。

本線に入り、1回戦は、アイルランドとあたり、12-15、15-11、11-8 で踏ん張りタイブレークで勝ち、2回戦は、アメリカのロンダとあたりました。後ろには、みんなが応援してくれ、凄く安心して試合に入ることができ、本当に凄く力になりました。結果は、7-15、5-15と負けてしましましたが、力を絞り出せたように思います。結果はベスト16。

結果

総合9位 男子10位 女子9位

女子のシングルスの優勝は、ガテマラの18歳、女子ダブルスの1人は、ボリビア16歳ジュニアから出てきた子たちが、本当に強くなっていました。南米の10代、20代が確実に強くなっています。ボリビアの選手は、スイングがきっちり触れなくても(フォアー)、きっちりとストレート、クロス、ピンチしっかりと決めてくる。四年前・二年前に見た時よりも強くなっている。ガテマラの選手は、動きのスピード・ボールのスピードも速く・観客席から見ていても躍動感あふれるプレーを感じることができました。

世界選手権、男子も女子も120パーセント以上のパフォーマンスをしなければ、勝負ができない。今までもそうでしたが、これからも、今以上に1点、1点取ることが難しくなってくると思います。

以前も書いたような気がしますが、ボールやスピードに慣れてしまったら終わってしまう。世界選手権を目指したい方は、厳しいかもしれませんが、プロツアーや、US OPENなど数多く出て、海外のスピード・ショットなどしっかり身体で、感じてほしいと思います。二年後の世界選手権は、ワールドゲームズの選考会も兼ねています。一緒に挑戦しましょう。

少しの内容しか書けず申し訳ありません。何か聞きたいことあれば、私でよければ、声をかけてください。本当に、沢山の人に支えられていることを感じながら、ラケットボールをしています。できる限り、頑張っていこうと思っています。これからもよろしくお願いいたします。

個人成績

梶野晴美 ベスト16
本選 vs Rhonda Rajsich (USA) 7-15,5-15
   vs Aisling Hickey (IRL) 12-15,15-11,11-8
予選 vs Paola Longoria (MEX) 1-15,3-15
   vs Seok Jim Young (KOR) 8-8 injury